氣
氣さん (8o18yx7i)2023/3/19 22:13 (No.733062)削除長崎日大戦を明後日に控え、勇気の出る言葉を皆に伝えたい。
明後日の試合は、いつもの平安の練習どおりのことをやるのみだ。
華麗なプレイや背伸びしたプレイなどはまったく求めていない。
当たり前のプレイをひとつひとつ魂をこめて、泥臭く、着実にプレイするのみだ。
平安としては42回目のセンバツではあるが、君たちにとっては初めての甲子園での公式戦となる。
甲子園の広くて美しいアルプススタンド、整然と整備された内野の黒土、スタンドに詰めかけた多くの観客の姿、それらのひとつひとつの光景が、君たちにとっては新鮮なものに映ることだろう。
この光景は、君たちは一生忘れることのない素晴らしいものとなるはずだ。
甲子園だからと言って、お行儀の良いプレイは不要だ。
君たちには、ミスを恐れず、思い切ったプレイをやって欲しい。
攻めた結果のエラーは、見る人が見れば必ず分かる。
逆に遠慮したり、気を抜いたプレイは、見る人が見れば、これもすぐに分かる。
攻守に攻める気持ちを忘れるな。
常に言っていることだが、内野陣は、マウンドでひとり踏ん張っている桑江を死ぬ気で守ってやって欲しい。
そして、勇気の出る言葉を桑江にかけてやって欲しい。
桑江は、内野陣を信頼し、いつものようにポンポンとテンポよく投げて、内野ゴロを打たせて取るだけだ。
あとは、この冬に鍛え上げられた鉄壁の内野陣が捌いてくれる。
相手の長崎日大の1番、3番、4番は、外野まで打球を飛ばしてくるだろう。
特に、球威の落ちてくる7回以降は、外野深くまで飛ばされる可能性がある。最初の一歩目のスタートを大事に、一球一球に集中することだ。
繰り返すが、外野陣についても、派手なファインプレイは一切求めていない。
打った瞬間の一歩目のスタートを大切にし、落下点まで一直線に走って、何事もなかったかのように処理をする。
一見難しい打球でも、あたかもイージーフライのように簡単に着実に処理するプレイこそ、平安の外野陣が目指すべき姿だ。
今日は英明の右サイドハンドの下村が、強打の智弁和歌山打線に対し、打たれながらも粘り強く投げ続け、最終的に勝利を掴んだ。
九州大会準優勝チーム 長崎日大も強打線が自慢の強敵であるが、京都の名門 平安のプライドを持って、氣迫を持って相手に向かっていくことだ。
相手に向かっていく強い氣迫を持って、ひとつひとつの攻める氣持ちを持ってプレイすれば、自ずと平安の勝利に繋がる。
明後日の試合、闘っているのはレギュラー陣だけでないことを決して忘れるな。
ベンチやスタンドの控え部員、バックネット裏やアルプススタンドから見守る熱烈なファンの皆さんやOB、学校関係者、寮やバスの運転手、醍醐グラウンドの門番の方々、西本願寺の僧侶の方々など「オール平安」で闘っていることを忘れてはいけない。
甲子園の大舞台で、伝統のHEIANのユニフォームが躍動する姿を、皆が期待している。
攻める氣持ちを忘れず、氣迫を持ち、思い切った平安らしい全力プレイを心掛ければ、必ず結果はついてくるはずだ。
全員で束になって、長崎日大に向かっていくぞっ!
攻めていけっ!平安!